USB 3.0 にようやく対応
USB 3.0 対応の外付け HDD を入手したので、USB 3.0 のインターフェース カードを購入し、今更ながら USB 3.0 を初体験しました。インターフェース カードは 2,000 円切ってるんですね。安すぎる。
USB 3.0 さえ使えればいいので、コスト重視で選んだのがこれ。今回はロープロファイルのスロットに差します。
シリコンパワー - SPPU3V10
送料込みで 2,000 円とちょっと。玄人志向の USB3.0N3-PCIe と迷ったが、シリコンパワーの方が安かった。玄人志向のカードだと最新版は USB3.0N4-PCIe だけどロープロファイルは非対応。
ちなみに玄人志向は USB3.0N-LPPCI という、PCI Express じゃなくて普通の PCI 向けの USB 3.0 カードを販売しています。渋い。
これを買った。
基板は小さくてシンプル。チップらしいのは 1 つしか見当たらない。唯一のチップには NEC CHINA D720200F と書いてあるので、これが噂のルネサス エレクトロニクス(旧 NEC エレクトロニクス)製 μPD720200 か。
http://www2.renesas.com/usb/ja/product/upd720200.html
今回は PCI Express 2.0 x16 のスロットに差します。うーん、勿体ない。そして x16 と x1 に互換性があることは最近知りました。というかウィキペディアに書いてありました。マルチモニタにするため、もともとはビデオカードが差さっていたのですが、それを引っこ抜いて入れ替えます。
いまどきスロット 2 つは少ない・・・
x1 を x16 対応スロットに差すと、左側のピンがほとんど使われず、やはり勿体ない。
さてここで問題発生。おそらくバスパワー用と思われる、電源ソケットが基板上にあります。電源ケーブルを用意してなかった!というのもありますが、それ以前に…
ここに電源差したらフタが閉まりませんよ先生!!
まあ、この筐体が特殊すぎるだけです。なんでこの筐体をチョイスしたんだ・・・。DELL の OptiPlex を買うときは、スモールフォームファクタを選んではいけません。ちなみに黒くて大きいのは HDD です。ワンタッチで着脱が可能です。
まあいいまあいい、バスパワー使わなくても USB 3.0 は使えるよね、と期待をこめてフタを閉めた。
つなげる HDD はこれ。バッファローの HD-HU3。定番ですね。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/hd-hu3/
インターフェース カードのドライバーをインストールし、HDD をおそるおそる繋ぐと・・・無事認識された。よかった。バスパワーなんて要らないよね。
OS は Windows Server 2008 R2 SP1 なのだけど、バッファローお得意の Turbo USB を有効化しようとしたら、怒られた。
いやいやいや、Windows 7 対応してるんじゃないのかよ。まあ、USB 3.0 での効果は、上に書いたバッファローのページによると 6% アップぐらいなので、とりあえずはなしでいいか。
デバイス ツリーはこうなった。
さて、何かコピーしてみるテスト。お決まりですね。
どーん。
96.5MB/sec !!
おお、確かにこれは速い。85~100MB/sec で推移する感じかな。USB 2.0 の 480Mbps の壁はさくっと超えてる。歓喜。バッファローのページに書いてあった 123.4MB/s にはかなわないが、満足満足。
追加注文しようかな。