メモ書き程度に。

Hyper-V のゲスト OS として、Linux を動かすことができます。マイクロソフト社による一次情報としては、以下のページにサポート OS の一覧があります。

http://www.microsoft.com/windowsserver2008/en/us/hyperv-supported-guest-os.aspx

2011 年 1 月現在、サポートされている環境としては、SUSE と Redhat のエンタープライズ版のみ。個人では入手不可能ですね。試しに、前回の記事で使った Ubuntu をインストールしてみたところ、動作しました。

前回の記事

Windows Server の SNMP エージェント機能と net-snmp の連携 Part1
Windows Server の SNMP エージェント機能と net-snmp の連携 Part2

環境は以下の通りです。

  • ゲスト OS : Ubuntu 10.10 Desktop Edition 英語版
  • ホスト OS : Windows Server 2008 R2 (x64) 英語版 SPなし
  • ホスト CPU : Core 2 Duo

注意点としては以下の通りです。

  • NIC は Legacy Network Adapter を使う
  • RAM サイズ、HDD サイズを小さめにすると起動しないことがある(原因不明)
  • 再起動の処理をすると、ブートできなくなることが多い(原因不明)
    シャットダウンしてから起動すれば問題なし
  • 統合機能は使えない

不穏な動作が多いです。

Legacy Network Adapter についてですが、デフォルトで設定されている Network Adapter を削除した上で、Add Hardware から Legacy Network Adapter を追加します。確か Windows XP あたりの古い OS も同様にデフォルトだと NIC が認識されなかったような気がします。

あとは、前回の記事と同じ手順で、インストール、ネットワーク設定、アップデートなどを行なうことができました。